0226 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

今回は『正法眼蔵随聞記』を頼りに禅宗のあり様を探りました。

 

最初は禅宗とは硬くて厳しいものだと思っていたのが、『正法眼蔵随聞記』を読むと、むしろ柔らかいものであると思うようになったとの感想が聞かれました。公案の自由な解釈などがそう思わせたのでしょう。南泉斬猫の話などは色々な風に考えることができます。また、皮肉たっぷりの逸話もたくさんありました。

 

重要語句の記憶だけにとらわれずに、こうした作品に触れると得るものも大きいように感じます。