かず1年

福西です。
今日は上尾先生がメインで、以前の「奇数・偶数」の続きをしました。(以下は備忘録です)

内容は、「奇数を何回も足していくと、どうなるか?」でした。

奇数2回 奇+奇      =偶数
  3回 奇+奇+奇    =奇数
  4回 奇+奇+奇+奇  =偶数
  5回 奇+奇+奇+奇+奇=奇数

これらを最初は1+3=4などの具体的な計算を通して確かめ、次に計算しなくても予測できるかどうかを考えました。

その時、たとえば奇数を6回足すときには、「奇+奇+奇=奇数」という上の結果が使えることに、ある生徒が気付きました。つまり結果が次の結果を生むために使えるなら、いちいち計算をしなくてもすむということです。そのアイデアを全員にも確認してもらって、

奇(6回)=奇数(3回)+奇数(3回)
     =奇数+奇数
     =偶数(これも上の結果より)

というところの理解を深めました。では、奇数を100回足せば? ということになりますね。

また、これは発展ですが、大きな数の奇偶性を1の位で判別する原理もまた、たとえば45=40+5=偶数+奇数=奇数というように、「偶数+奇数=奇数」で考えられるところにあります。

このような理解は、今はまだできる限りで構いません。解ったり解からなかったり、リベンジする日があってもいいです。ただ自分で鉛筆を動かすことによって(いつでも身近にいると、その友達のことがだんだん解ってくるように)、身近に感じておいてほしいと思います。

このような種を蒔く理由は、おいおい計算ドリルなどをしていた時に「この時はどうなるのかな?」という疑問を自分で持って、育ててほしいところにあります。