福西です。
前々回(秋学期最後)の授業では、上尾先生が主となって、奇数・偶数のまとめプリントをしました。
前回(冬学期の最初)では、私が主で、10の裏の数をしました。
裏の数というのは、そろばんをした人はご存知だと思いますが、
表が4ならその裏は6、表が7ならその裏は3というように、
いわば表が光なら、裏は影というような関係です。
これが「4といえば6」というように、感覚的に身についてくると、
11-4などの繰り下がりの引き算がすらすらできるようになることが
期待できます。
後半は「間違い探し」をしました。
今学期は新しい問題に進むのではなくて、これまで解いた問題をもう
一度、第1問から解き直すようにしています。
その結果、どこに間違いがあるか、適度に忘れた頃にしたので、難し
すぎずかつ程よい刺激になっていることが生徒の顔を見て伺えました。
以前苦手だった生徒でもこれなら自信が付き、得意だった生徒はもっと
得意になってくれるものと期待しています。
さらっと書いておられますが、前半の取り組みも、後半の取り組みも、じつに子どもたちのこれから先に訪れる試練を見越した上での措置であり、また、これまで培った自信を本物にするための措置でもありますね。