高木です。
今日はHちゃんとR君がご家庭の事情でお休みで、みんな寂しがっていました。来週は元気なお顔が見れるのを楽しみにしています。
今日はまず「まちがいさがし」にとりくみました。すこし難易度が高めだったので、みんな難しがっていました。「え〜、わからん〜」と言いながらも、粘ってさがしてくれていました。そしてそのようにしているかぎり、わかる瞬間は必ずくるものです。
「まちがいさがし」を解けた人から、次はドリルに入りました。
Yu君は間違えた部分のお直しをしています。数直線では、たとえば「580」と読むところを「508」としていて、非常に惜しいところまできています。一目盛りが「10」であることを確認すると、「580」と書き直してくれていました。
またK君はいま計算ドリルをしています。文章題がないので、ともすると単調になりがちなのですが、非常に集中して取り組んでくれていました。そうした姿勢は、他の子にも刺激を与えずにはおきません。
Yu君は間違えた部分のお直しをしています。数直線では、たとえば「580」と読むところを「508」としていて、非常に惜しいところまできています。一目盛りが「10」であることを確認すると、「580」と書き直してくれていました。
またK君はいま計算ドリルをしています。文章題がないので、ともすると単調になりがちなのですが、非常に集中して取り組んでくれていました。そうした姿勢は、他の子にも刺激を与えずにはおきません。
クラスの初めにみんなと約束した時間が来ると、サイコロ作りにとりかかりました。今日は目が四つしかない特別なサイコロ(四面体)です。工作も今日で三回目。みんな線の長さを測って形を描いていく要領をつかんできたようで、Jちゃんは大きさの違うサイコロを二つも作ってくれました。
またYu君は、前回まではなかなか方眼目盛りに沿って線を引けなかったのですが、今日は途中で「あ、なんか分かってきた気がする」と言って、そこから急に美しい線を引いてくれるようになりました。おそらく自分の中で何かがストンと理解できたのでしょう。彼がこれまで粘って取り組んできた賜物です。その瞬間に立ち会えたことを、嬉しく思いました。
いろいろな切り口をうまく組み合わせておられるので、60分があっという間に感じられるのではないかと思います。短いと感じるかもしれない60分の中にもこれだけの大切な学びのチャンスが盛り込まれているのだ、と驚きを感じます。サイコロ作りが加わり、文字通り「かず」を体で学ぶよい機会が加わりましたね。
生徒たちが帰り際に、何か面白いものを持っているなあと思って見たら、四面体でした。「おお」と思いました。「四面体なのに四角くない、これいかに」とつっこみたくなりましたが、やめました(笑)。いつも生徒たちのお帰りの際の表情が明るく、本当にいい授業をされていますね。
小学校の間は特に、それぞれの科目を教える際には、それ自体に対する楽しみと、それを教えることに関わる人の表情とは、切っても切れない影響があるのではないかと私は考えます。私の思い出では特に、小学校で国語を教えてもらうときの担任の先生がたいてい優しくて、その影響が今でも残っています。運が良かったのだと思います。またそれを今も感謝しています。