1/7 かず2年生

高木です。

今日、ドリルの取り組みのときに、Yo君が「今日はかけ算を100問も家でやってきたから、ひき算の問だいを見てもかけ算してしまう」と言っていました。小学校の宿題でかけ算の計算問題が出されたのだそうです。数字を見るとすぐさま自動的にかけ算をしてしまうくらいに何度もくり返し問題に取り組んだのでしょう。そのようになるまで取り組める粘り強さが、彼のすばらしいところです。

Hちゃんは、多角形のシルエットを三角形に分割する、という問題のところで少し詰まっていました。こういったタイプの図形問題は、初めて出会ったときには戸惑いますが、幾度も触れるうちに要領を得て効率良く解けるようになり、むしろそれが楽しみに変わってきます。「算数の問題」というより「パズル」だと思えるようになるかもしれません。くだんの問題について一緒に考えていると、Hちゃんはどこかでコツをつかんだのか、他の同様の問題をすべて自力で解いてくれました。こうしたことを積み重ねていくなかで、Hちゃんがそれを楽しめるようになってくれればいいな、と思っています。

工作では、前回までのサイコロ(正多面体)づくりの延長で、正多面体ではない立体にもチャレンジしています。
今日は、車の形をした七面体です。車の絵柄も見本としてプリントに載せました。
寸法も、センチメートル単位での計測にはみんな親しんできたようなので、今回からミリメートル単位も加えて、細かく長さをはかることに取り組んでいます。
細かい計測が加わると、難易度がぐんとアップします。とはいえ、これまでどおり、ゆっくり着実に取り組めば、かならず完成にたどり着くことができます。
車の形をしているということが動機付けになっている反面、「早く作りたい」と気が急きがちですが、作業が雑になってしまうと最後に立体が作れない(あるいは歪になる)ということも説明しているので、バランスがとれていると思います。
みんな今日だけでは完成しなかったので、来週も同じ立体の続きをします。K君は「家で作ってくる!」と言っていました。来週が楽しみです。