岸本です。
今日が、今年度最後のクラスとなりました。
ですが内容はいつも通り、迷路とイラストロジックを中心に進めていきました。
前回の文章題のプリントは時間の都合上、全部行うことはできませんでした。
その点は、反省すべき点だったと思います。
頭の中だけで解くには、面や辺の関係を理解していなければならない、少し難しめの問題です。
なので、方眼紙に実際に展開図を書き、それを切り抜いて、手を使いながら解いていきました。
最初はとっつきづらそうにしていた子どもたちも、展開図を折りながら、見事全員ゴールまでたどり着きました。
イラストロジックはこれまでより一回り大きいサイズでしたが、正解は子どもたちに馴染みのあるイラストになっています。
途中からこのクラスに参加してくれた子も、まだ始めたばかりなのに、見事第一問を正解し、全員正解できました。
ただ二つ目は時間が足りなかったので、お家で解いてもらうことにしました。
私が作成したイラストなので、少し分かりづらいかもしれませんが(汗)
黒字に白線のイラストであることに気づけば、分かってくれると思います。
是非完成させてください。
またドリルをやってきてくれた子から、鋭い質問があったので、紹介しておきます。
その子はドリルのある問題に掲載された三角形の辺の長さを調べた後、「これは正三角形だから、二等辺三角形ではない」と主張しました。
しかしドリルではそれを二等辺三角形として扱っていました。
これは単にドリルの図が適切でなかっただけかもしれませんが、私はその子に、「正三角形は二等辺三角形でもある」ということを説明して、その子の主張なりに、ドリルの正解を理解してもらいました。
説明が難しくなりすぎて、よく分からなかったと言っていましたが、改めて端的に言えば、「二辺が等しい三角形を二等辺三角形」とするのなら、「正三角形は全て二等辺三角形」であり、「二辺が等しくない正三角形」はありません。
つまり「正三角形⊂二等辺三角形」が成り立つわけです。
小学校ではややこしいので、この包含関係を徹底して教えてはいないと思いますが、そこに気づいて質問をした子には、数学的なセンスが垣間見えました。
ただドリルはなるだけ早めに見せてくれると、確認する私としては助かるのですが(笑)
これで、今年度のかずのクラスはおしまいです。
いろいろありましたが、私自身とても楽しい時間でした。
子どもたちも、このクラスを楽しみ、そしてそれを勉強の一助にしていると私は思います。
一年間よくがんばってくれました。お疲れ様です。
採点などしていただいた保護者の皆様にも、この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
>採点などしていただいた保護者の皆様にも、この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
私からも保護者の皆さまには感謝申し上げます。