浅野です。
今回は私のほうから報告させていただきます。これからも岸本先生と交互にこのブログの記事を書くことになると思います。
この日はドリルを配布するところから始まりました。すべて小学一年生の範囲のもので、生徒たちは中身を見て口々に「簡単や!」と叫んでいました。本当に簡単かどうかはやってからのお楽しみです。
パズルは前回にも少し取り組んでもらった、数独(ナンバープレース)を用意してきました。下の画像がサンプルです。6マス×6マスで小学二年生にはかなり難しいはずです。なぜなら、4マス×4マスなら当てずっぽうでも正解にたどり着けますが、サイズが大きくなるとそのやり方では苦労するからです。そこで、論理を駆使して理詰めで確実に解けるようになってもらいたいと思い、「コツを見つけ出してね」と何度も言いました。実際、そのコツに気づいた人もいたようです。「入るかもしれない数字を覚えておいて、タテ・ヨコ・ブロックでその数字があれば消してゆく」と説明してくれた人もいました。
パズルが終わったらドリルに入ってもらいました。簡単だと思っていても全く間違えないわけではありません。文章題で足し算にすべきところを引き算にしていたり、答えにきっちりと単位をつけられていなかったりということはよくあります。簡単だと思うならそうした細かい点にも気を配るように意識してもらいたいです。
最初はあてずっぽうにやっていた子が多かったですが、
浅野先生の「コツを探して」の言葉をキッカケに、スラスラ解けるようになった子がいましたね。
本当に「良いヒント」だったと思います。
ドリルについては、最初だからでしょうか、みんな気持ちがはやりすぎて、
前へ前へ進めようという気持ちが強かったように見えました。
浅野先生が指摘されたミスもそのような点が大きいのではないかと思います。
今回間違えたことで、来週以降そのようなミスをなくせたら、そのミスは大きな意味があると思います。
>生徒たちは中身を見て口々に「簡単や!」と叫んでいました。
簡単に見えるものほどどこかに落とし穴があるものですね。それにしても、小二でこのレベルを解くのですか(驚)。去年一年の積み重ねはやはり大きいのですね。
>今回間違えたことで、来週以降そのようなミスをなくせたら、そのミスは大きな意味があると思います。
どのような勉強も、ミスなしに上達しませんね。ミスをしたときの先生の導き一つで、子どもも「ミスに意味がある」と前向きに考えられるタイプに成長していくと思います。