福西です。
昨日の問題です。
『魔法の鑑定』
ドラゴンの財宝の中で、とりわけ価値の高そうなものとして、剣、指輪、薬瓶がありました。それを「鑑定の石板」の上に三つ一緒に乗せたところ、次のような文字が浮かび上がりました。
剣を置いた場所 「指輪は魔法の品である」
指輪を置いた場所「これは魔法の品ではない」
薬瓶を置いた場所「これは魔法の品ではない」
さて、このうち一つは正真正銘の魔法の品(◎)で、一つは装飾された普通の品(○)、一つは呪いの品(×)です。そしてこの鑑定の石板は鑑定結果を間違うこともあり、少なくとも呪いの品を置いた場所には間違いが出ています。さて、どの品が何でしょうか?
仮定1 剣が魔法の品だったら
結果1
剣 指輪 薬瓶
◎ ○ ×
うそ 本当 本当
矛盾 あり
理由 薬瓶は呪いなので、ウソが出ないといけないのでに本当のことが出ているのでちがう。
仮定2 指輪が魔法の品だったら
結果2
剣 指輪 薬瓶
○ ◎ ×
本当 うそ 本当
矛盾 あり
理由 薬瓶は呪い(の)品なので、まちがっていることを言うはずなのに、本当のことを言っているので指輪は魔法ではない。
仮定3 薬瓶が魔法の品だったら
結果3
剣 指輪 薬瓶
× ○ ◎
うそ 本当 うそ
矛盾 なし
答 剣は呪いの品で、指輪はふつうの品で、薬瓶は魔法の品だった。
Ku君
剣…<け>、指輪…<ゆ>、薬瓶…<く>
仮定1 <け>が本物(魔法の品)の場合
結果1
<け><ゆ><く>
うそ 本当 うそ
◎ ○ ×⇔○
矛盾 あり
理由 <く>で、×はうそのことを言わないといけないのに○のことをいってしまっているから。
仮定2 指輪が本物の場合
結果2
<け><ゆ><く>
本当 うそ うそ
○ ◎ ×⇔○
矛盾 あり
理由 <く>で、いっていることが○のことをいってしまっているので矛盾!!
仮定3 <く>が本物の場合
結果3
<け><ゆ><く>
うそ 本当 うそ
× ○ ◎
矛盾 なし
答 剣は呪いの品で、指輪はふつうの品で、薬瓶は魔法の品だった。
コメント
今回は、Ke君、Ku君ともに仮定の置き方は同じでした。二人とも、問題文にある「剣を置いた場所~」の3つの条件を何度も突き合わせて解いており、勝手に「条件を見落とさない」姿勢が見られます。