福西です。
前回は、以下のような結合則を使った計算をしました。
1) 6×8+4×8
2) 12×15+15×17
3) 11×49+11
これらの計算はどれも普通に一項ずつ筆算を使って計算すると煩雑で、しかもどこかでミスをする可能性をはらんでいます。
そこで、1)の場合であっても、筆算でできるなどと言わずに、×8が共通していることに注目して(6+4)×8とすることに慣れてもらおうとしました。
6×8+4×8=(6+4)×8の理解
よこ6 よこ4
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ + □ □ □ □ た
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ て
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 8
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
=
よこ10(ここが6+4の部分)
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ た
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ て
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 8
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □
=80
このことに慣れてきて、図形の補助なしに記号的にできるようになった人は、これの引き算のバージョンもしました。
後半は、ストローで正四面体を作りました。5年生になると展開図や球などの幾何学的性質が登場してくるので、これもその補助になればと考えています。特にHiちゃんとTiちゃんが「ビーズ手芸みたい」と言って喜んでしてくれていました。