高木です。
先週のおしまいに預かっていたドリルをお返しして、
今日はまず間違え直しから始めてもらいました。
Mちゃんが引き算の繰り下がりで、たとえば
400 400
― 335 → ― 335
――――― ―――――
135 ?
「400−335」といった計算のときに、
一の位なら0と5を見比べて0は関係ないから5をそのまま下ろしてくる、
十の位も3をそのまま下ろしてくる、という場面が見られたので、
0から5は引けないから繰り下げが必要なのだということを確認しました。
ただ十の位も0なので、さらに百の位から繰り下げてくることが必要で、
ここでMちゃんの混乱があるようでした。
一の位に10を繰り下げてくるには、まず百の位から100をもらってきて、
それを90と10に分けて、90は十の位、残りの10を一の位にわたす、
ということを、根気よく説明していこうと思います。
後半は、マッチ棒パズルをしました。
マッチ棒16本で作られた正三角形8つのひし形から、
4本を取り除くと、正三角形が4つになります。
大事なのは、マッチ棒はきれいに並べること、そして実際に手を動かすことです。
早く解けることももちろん大切だけれど、それよりも、
集中して考えた時間により価値があるということを、毎回はじめに説明します。
みんなかなり熱心に根気よく取り組んでくれています。
いつもながら、解けたときの笑顔は、本当に清々しかったです。
>後半は、マッチ棒パズルをしました。
思うのですが、先生としては、パズルのレベルを事前にしっかりと把握し、難しすぎず易しすぎず・・・というレベルでそろえるのが難しいだろうな、と。
>解けたときの笑顔は、本当に清々しかった
すばらしい。ヒントの出し方などで上で述べたことの調整は可能でしょうけれども、スタートの時点で子どもたちの理解力との乖離が大きすぎたらここでお書きくださるような「学びのドラマ」の演出は可能ではないわけです。
写真もありがとうございます。彼のまじめさがにじみ出ています。
>今日はM君が前回途中だった正20面体を完成させてもってきてくれました。
M君が帰り際に「セリーグの12球団であと1つなんやったっけ?」と必死に聞いていたのは、
これなのですね(^^)
そのとき、私は答えられませんでしたが、写真にソフトバンクがちゃんと映っているということは、
あの後、ちゃんと思い出せたのですね。ユニークなサイコロなので、思わず私にも作ってほしいな
と思いました(^^)
>セリーグ
すいません、パリーグでした(笑)