岸本です。
今日は迷路とパズル、そして「分」と「秒」についての勉強を行いました。
また子どもさんから、アジサイの花についての詳しい話(実は花に見える部分は花ではない、など…)を聞かせてもらいました。
私にとっても、勉強になる時間でした。
前者はさっと解けましたが、後者は少し悩んでいました。
しかし少しすると、「先生、ここ行ける?」と、ゴールへに至るキーポイントについて、ピンポイントで質問してくれたのです。
なかなか鋭い指摘だったので、感心してしまいます。
もちろん、その後はスムーズにゴールにたどりつけました。
パズルは、1~5の数字が一つずつ含まれるように、表を区分けしていくタイプです。
ルールが分かりにくいと言いつつ、答えは合っていました。
来週このタイプをもう一度解いてもらい、問題を把握する力もきちんと身につけて欲しいと思います。
その後、「分」と「秒」について、プリントを使って勉強しました。
といっても、これまでやってきた「時間」と「分」との関係が分かればそう難しい問題ではないので、簡単な説明をした後すぐに問題を解いてもらいました。
「分」→「秒」はスムーズに解けましたが、「分」←「秒」がやはり少し悩むようです。
でも、前回までと比べると、少しヒントを与えるだけで、すぐにやり方を思い出してくれました。
徐々に時間については慣れてきているように感じますね。
最後に、追加の問題を何問か解いてもらって、時間となりました。
来週は、その問題演習の続きをやっていこうと思います。
クラスが終わってから、クラスの内容とは異なるようですが、学校の難しい問題が解けたと教えてくれました。
学校でも楽しく「かず」の勉強ができているようで何よりです。
この山の学校でも、楽しんで学べるよう、私もがんばろうと思います。
ずっと地道に取り組んでこられたことが少しずつ形になって表れてきているように思います。私が言うのも何ですが、岸本先生と生徒さんはお二人とも穏やかな性格で、きっと生徒さんにとっても安心して自分の考えていることを伝えることができる、というお気持ちだろうと思われます。
PS
昨日は1,2分遅れて到着されたかもしれません。たまたま外出する用字があり、山の麓で生徒さんと出会いました。じっとして動きません。聞くと「猫がいるでしょ。あっちに行かないかな」ということでした。1,2分。100秒ほどですが、ご本人にはもっと長く感じられた時間でしょう。算数で学ぶ時間の概念と、実生活のそれとは一致するところとずれるところがありますね。オチになったようなならないような(笑)。