浅野です。
2日で全範囲をするという日程を強行しました。
必然的にポイントとなる考え方を絞って伝えることになります。
例えば地理で日本の工業地帯の識別では、機械類(車)が多いのはトヨタの中京、金属が多いのは神戸製鋼がある阪神、出版・印刷が多いのは出版社が集中している京浜と考えるのがお約束です。
歴史では明治の初期は殖産興業など国力は高めることに集中し、第一次世界大戦頃までにいわゆる列強国の仲間入りを果たしたが、ドイツなどと同じように後発国なので世界恐慌のアメリカやイギリスのように乗り切ることができず、第二次世界大戦に突入して、戦後は日本に占領されていたアジア諸国が独立した、といったような流れがわかるといいです。
公民では、景気対策の基本は市中に出回る通貨量を増やすことで、政府がすることとしては公共投資や減税、日銀のすることとしては買いオペ(国債を買うこと)だが、最近はさらに露骨に通過を刷るということまでしているという時事ネタにまでつなげました。