岸本です。
7月に入ったのに、生憎の雨模様です。
こうした天気にパワーが鬱積していたのか、今日はいつも以上に元気いっぱいでした。
今日は、前回のマッチ棒パズルの続きと、ちょっと難しいコインパズルを行いました。
2年生はまだかけ算を習っていないようですが、たし算などを用いて工夫し、また苦戦しながら、問題を解いていきました。
コインパズルは、以前同様、指定の枚数のみを動かして指示内容を実現するタイプです。
ただ今回は、ちょっとひねった問題がありました。
○ ←のように、タテ4枚、ヨコ3枚ある状態から、
○○○ タテ4枚、ヨコ4枚の状態にする問題です。
○
○
今までとは違った思考が必要なので、皆すっかり悩みこんでいました。
ここで正解は言いませんが、紙面だけでなく、おはじきを使って考えていたためか、少しずつ答えに近い発想をしていくことができました。
最終的に、皆がこの問題を解くことができた事には感心しきりです。
早く終えた子には、予備のパズルとして、同じ数字同士を、線が交わらないように結ぶナンバーリンクをやってもらいました。
これも前回のよりやや難しめでしたが、解けてしまう子がいて、驚いてしまいました。
ただ今回も、前回からの続きという形式だったため、子どもたちの間に解くスピードの差ができ、早い子も遅い子も、他人の様子が気になるような素振りがみられました。
その点は、すこし引っ張りすぎたかな?と思える反省点だったと思います。
それでも、自分の問題にはしっかり取り組み、時にはヒントを出し合う様子も見られ、2年生がとても頼もしく思えるクラスだなと感じました。
来週で春学期は最後となりますが、楽しんで今学期が終えられれば、と思います。
タテ・ヨコ4枚ずつにするコインパズルは,いろいろと考える過程がおもしろかったです。1枚を動かすというのは紙を動かすのではないか,6枚でタテ・ヨコ4枚ずつにするのは普通に考えると不可能なのだから,手の中にコインを1枚隠し持っておき,動かすときに手品のようにこっそりそれを置くのではないか,おはじき遊びのように指ではじいて他のコインにぶつけたら何かが起こるのではないか,などと考えてくれました。こうした試行錯誤を経て,解法にたどり着いたということを,みなさまへのヒントを兼ねて付け加えておきます。
名前を書くのを忘れておりましたが,先ほどのコメントは私からのものです。失礼しました。
>来週で春学期は最後となります
先生も子どもたちもおつかれさまでした。お書きの文から推察する限り、手がつけられないほどのすごい勢いがクラスに横溢しています。このあたりでそろそろ休憩が必要ですね(笑)。
じつは今日、育子先生、亮馬先生、健哲先生との談話中、自分たちの「夏休み」の思い出を語り合いました。いまどきの合理的?な大人の考えに照らすと、「休み」と名のつくものはみな「前進」ではなく「停滞」に映るだろうと思いますが、実際の所は逆である、というのが私たちの結論でした。
このクラスの四月からの勢いは、夏休みのブランクを経て、九月以降いっそう「加速」する、というのが私の読みです(^^)。その意味でも積極的に来週からはお休みをとるのがよいでしょう。(山の学校に夏期講習はないのですか?とよく言われますが、今のところ、夏休みは宿題もなく、ただ休むべし、というのが私たちの基本的スタンスです)。
今述べた秋からのクラス全体の「加速」を生むためにも、いったん「休み」が不可欠である、という私の意見は、「睡眠」の意義を考えればわかる自然の理だと思います。
しかし、大学を含む学校機関において、幼稚園以外はみな「休み」が白眼視されているように見えて、先生も子どもたちも気の毒です。
話がそれ失礼しました。