高木です。
Rちゃんのドリルの丸付けをしていると、
複数の買い物の合計金額から一個の物の値段を求めるような、
少しひねった文章題でミスがあるようだったので、
今日はそこのところを重点的に、一緒に考えました。
こういう問題は、慣れるまでは、実際に図を描いて考えると、
頭の中を整理しやすいと思います。
一度、ゆっくり図を描きながら一緒に問題を解いた後、
今度は一人で取り組んでもらうと、
一生懸命に図を描いて、式を立てて解くことができていました。
後半の工作では、
M君が家で作ってきた立体のパトカーを持って来てくれ、
Aちゃんがバスを完成させてくれました。
またMちゃんは、二十面体サイコロの完成に王手をかけました。
面が全て正三角形とはいえ、二十面体ともなると、
折る場所(辺)は複雑で間違えやすいですが、
Mちゃんは、熱心にせっせと折って、
のりづけに取りかかってくれました。
算数というか、数学と作図、立体の展開図の作成は密接に関わっていることをあらためて感じました。生徒たちにしてみれば、自分の手を動かして学ぶというモチーフは文字通り「手応え」があるのでしょう。その手応えを子どもたちは本能的に欲しているようにも思いますが、このクラスではその充足が自然に行われていることを嬉しく感じております。