岸本です。
先週は風邪でお休みでしたが、今日はすっかり元気になってお山に上ってきてくれました。
早速、今日も迷路とドリルをやってもらうことにしました。
解いている様子を見てみると、ゴールにたどりつくのに必ず通る場所に、印を上手くつけており、感心しました。
もう、迷路はお手のもののようですね。
もう一つの迷路は、白マスと黒マスを交互に通っていかなければならないというルールがあります。
一見通れそうな場所が行き止まりになるなど、解いているとちょっと変わった気分を味わえます。
子どもさんもそうだったのか、最初のうちは手間取っていました。
でも、しばらくしてコツを掴んだらしく、最後にはちゃんとゴールまでたどりつけました。
今日のドリルは、前回に引き続き、かけ算を行いました。
文章題では、式の作り方がやはり課題でした。
とりあえず文中に出てくる数字を式にしてみる、というのが、彼女の方針のようです。
それで間違っているわけではありませんが、応用がきくように、絵や図を描きながら、できるだけ論理的に式を作ってもらうようにしました。
まだ私の話は難しいようですが、それでもしっかりと聞いてくれているので、演習していく中で慣れていって欲しいと思います。
もう一つ気になったのが、九九を完全に覚えていないということでした。
それでも、8×6を8×5から推測するという風に独自の工夫をしていました。
無意識でしょうが、かけ算の性質を感じ取っているようです。
ただ、これからの算数は計算の量も増えていきますので、最終的には九九が完全に覚えられるよう、100マス計算のようなもので、練習していこうと考えています。
次回以降の課題が見つかった、充実したクラスになったのではないでしょうか。
>次回以降の課題が見つかった、充実したクラスになったのではないでしょうか。
短い時間の中にいろいろな展開があり、それらの取り組みの意図や生徒さんの取り組みの結果を克明に記録に残していただき、有り難く思っています。みんなこうしてジグザグ手探りで進んでいくのですね。迷路の取り組みの自信があれば、いつか中学にあがり、図形の証明問題を前にしたときにでも、「よし、解いてみせる!」と前向きな気持ちになれると信じております。