岸本です。
空気がずいぶんと冷え込んできましたね。
しかし、かずのクラスは、問題を解こうとする子どもたちの熱気に包まれ、寒さも忘れさせてくれます。
今日は、迷路と「魔方陣」パズルを行いました。
今回も、前回同様、消しゴムを使わないで解いてもらいました。
条件とは、通過ポイントの色が青、緑、青、緑、…と交互になるようにしか進めない、というものです。
スタンダードな迷路は皆すぐにできましたが、条件付の迷路は、5分ほどで解いてしまう子もいれば、少してこずっている子もいました。
それでも、30分もしないうちに、皆しっかりと解くことができていました。
迷路が終わった子は、「魔方陣」パズルを解いてもらいました。
これは、3×3で9つのマスに1~9の数字が一つずつ入るよう、空いているマスを埋めていくパズルです。
ただし、タテ・ヨコ・ナナメ、それぞれの3つの数の和が等しくなるように入れていかねばなりません。
空いているマスが3つの易しいものから、6つも空いている難しいものまで、合計8問出題しました。
最初は、「ルールがよくわからない」とか、「全然できん!」という声が多く聞かれました。
確かに、たし算を何度も行わないといけませんし、間違ったらもう一度繰り返さなければならず、とても大変です。
ただ、解いていくうちに、一気にコツを掴む子もいれば、少しずつ慣れていく子もおり、最後には皆が全問正解することができました。
とてもよく頑張った結果だと思います。
その後残った時間は、これまでやり残したパズルをやるか、魔方陣の問題を自分で作ってもらうかしました。
魔法陣の自作は小学生にとって、とても難しい問題ですが、それでもあきらめずに取り組んでくれました。
結局、今日は自作することはできませんでしたが、一定の時間、集中して、自分で考えるという行為自体すごいことだと思います。
魔方陣の自作は、また機会があったときにでもやりたいと思います。
うまく言い表せないのですが、スポーツの取り組みのように、脳みその筋肉を駆使して問題に挑戦している様子が頼もしく感じられます。さまざまな種類のトレーニングがあり、みなジムで体を鍛えるように、めいめいが粘り強い頭脳を磨いているように思います。