11/25 かず(小2)

岸本です。

早いもので、今日が秋学期最後のクラスでした。
とはいっても、来週から冬学期が始まるため、雰囲気はいつもと変わらず、元気に問題を解いてくれました。
ただ、病欠の子が一人いたのが残念です。

今日はやや難しめの迷路と、「たし算ピラミッド」に挑みました。

迷路はいつもパッと解かれてしまうため、秋学期最後ということで、レヴェルを上げてみました。
「矢印迷路」、「古墳迷路」、「方位磁針迷路」の3問を出題しました。
迷路自体の詳細な説明は省きますが、それぞれルールは異なり、どれも今までとは違って、一癖ある問題ばかりです。
当然のことながら、個人個人に得意・不得意があるようで、あそこに「矢印迷路」を早々に解いてしまった子がいると思えば、こちらには首をかしげる子がいたり、逆にこちらでは「古墳迷路」を難なく解けたかと思えば、あちらでは頭を抱える子がいたりするのです。
少し感心したのは、早く解けた子の発言から大きなヒントを得るという場面があったことです。
毎度のことながら、彼らの能力には驚かされます。
最後には、皆が迷路を自力で解き終えることができました。

迷路に続いて、「たし算ピラミッド」を行いました。
「たし算ピラミッド」とは、
  △
 △A△
△B△C△
↑のようなピラミッドがあり、△には1~6までの数字が一つずつ入ります。また”A”,”B”,”C”の部分は、隣接する三角形の数字の和になります。
その”A”,”B”,”C”の和を手がかりに、隣接する△の中に数字を当てはめて、矛盾無く全て埋めることができたら、見事正解です。
限られた数をどのように組み合わせると、提示された和と一致するのか、いつもの計算問題とは少し違う頭の使い方が必要なパズルです。

少々ややこしいルールなので、最初は不安でした。
しかし、ルールを理解してくれた子が、まだうまく理解できない子に、丁寧に説明している場面もあって、皆ちゃんとルールを把握して、問題に取り組んでくれました。
ここでも、子どもたちの解き方は多様で、上から埋めていったり、和が大きなところから埋めていったり、使った数字に印をつけて重複しないようにしたりしていました。
また、解き方を教え合うといった協力プレイもみられました。
用意した時には、この時間で全部解き終える子はいないかもしれないと思っていたのに、最終的には、嬉しいことに3人の子どもさんが全部解き終えてくれました。
全部解けなかった子も、大体半分以上できており、「お家でやる!」と言ってくれた子もいて、なかなか頑張っていました。

今週で秋学期はおしましですが、休みもなく来週から冬学期です。
寒さも一段と増していますが、風邪などひかずに、元気な姿で来週も顔を見せてくれることを期待しています。