1104 小2かず

浅野です。

このクラスの生徒たちはパズルや計算問題を解くのも上手なら作るのも上手です。

前々回には自分でパズルやドリルを作ってもらいました。今回はその発表です。完成している人から順に一人ずつ、説明から丸付けまで担当してもらいました。

トップバッターはK.T君です。釣りあみだくじです。選んだ場所に応じて釣れるものが決まります。「タイ」や「コノシロ」などが当たりで、「ザコ」や「うわぐつ」が外れです。意図がはっきりとしていて楽しみやすかったです。

次はH.H君の迷路です。学校の形になっていたり、トビウオの形になっていました。こちらも意図が明確で、完成度が高かったです。解き心地がよかったと思います。

続いてS.N君です。ワープなどの仕掛けがある迷路です。ゴールへの道はいくつもあるのですが、どの道を進むかによって得点が変わるようになっていました。ルールが複雑だったため、あちこちから質問が出されましたが、それらに対して一つ一つ丁寧に答えてくれていました。計算などのドリルも作ってくれていました。

最後はS.T君です。非常にきれいな字で筆算や計算のドリルを作ってくれました。簡単なものから難しいものへと順に配列されていたり、計算スペースを確保していたりと親切に設計されている一方で、名前を書かないと減点という厳しさもありました。「本物のドリルみたい」という声が聞かれたほどです。

どの作品もそれぞれにおもしろく、工夫が凝らされていることに感心しました。そして人前で堂々と発表し、他の人が発表しているときはしっかりと聞くという姿勢も立派です。当初は混乱も予想していたのですが、非常にスムーズに進みました。