岸本です。
このクラスも、ようやく冬学期に入りました。
今日は「しぜん」のクラスで干し柿をつくっていましたが、子どもさんも干してある柿に興味津々でした。
渋い柿も、一月の間寒さに耐えて、最後には甘くなります。
このクラスでも、干し柿のごとく、苦手な「渋さ」を、大好きな「甘さ」に変えていけるようにしたいですね。
さて今日は、まずは簡単な迷路と間違い探しに挑戦してもらい、その後で虫食い算に挑みました。
最後の迷路は、少してこずりましたが、あきらめずに、ゴールから大体の道筋の見当をつけて、きちんと解くことができました。
間違い探しも、「最後の間違いが見つからない」と言いながらも、私がヒントを出す前に、自力で間違いを見つけ出してくれました。
最後まであきらめずに解くを、体現して「くれたと思います
残りの時間は虫食い算を行いました。
学校でやったときは時間がかかったらしく、そのため「あまり好きではない」とのことでした。
なので今回の問題は、繰り上がりのないたし算と繰り下がりのないひき算を用意しました。
たし算についてはすんなり解けましたが、秋学期でもそうだったように、ひき算で躓いてしました。
ひき算はまだまだ「渋い」ようです。
この苦手なひき算を、どうにか好きになってもらうのが、今後冬学期の課題でしょう。
その試みの一つとして、「たしかめの計算」、すなわち検算について、触れてみました。
ひき算の検算はたし算をするので、これなら少しは抵抗が無くなるかもしれない、という意図です。
それでも、まだたし算とひき算が互いに変換可能なものだっという意識が薄いようで、今回はそれほど理解が進んでくれなかったようです。
来週は、この両者の計算の関係について、もう少し丁寧に、進めていこうと思います。
冬学期を通して、子どもさんにとっての「ひき算」が「甘い」ものになれるように、いろいろなことに挑戦していきますので、今学期もよろしくお願いします。
引き算へのアプローチとして、足し算を使った検算に興味を持ってもらう、というアプローチは面白いと思いました。渋柿の比喩が面白かったのは言うまでもなく(^^)