1/19 かず(小3)

岸本です。

今日も、前回に引き続き、以前のお休みのときの迷路やパズルを解いてもらいました。

迷路は、少々難易度の高いものを選択しました。
そのせいもあってか、惜しいところまで行きながらも、途中であきらめてしまうなど、集中力に欠ける様子が見られ、なかなかゴールまでたどりつくことができませんでした。
それでも、何度も失敗を繰り返し、最終的にはゴールから逆にたどるという「裏技」を駆使して、ようやくゴールすることができました。
確かにこの「裏技」を使うと、じっくりと解く楽しさは減るかもしれませんが、効率という点では最良の解き方だと思います。
この場合、どちらが絶対的に正しいということは無く、それを使い分けることが重要だと、私は思います。
「かず」の問題でも、内容をじっくり理解することも重要ですが、時には効率性が求められることもあります。
九九などはその例ではないでしょうか。

さて、この問題で半分ほど時間を費やしたものの、その後のパズルは順調で、更に3つの問題を解いてくれました。
最後の問題は、四つの図形の組み合わせが、全く同じものを探すという同じもの探しでした。
子どもさんは、①と②、①と③、…、②と③、③と④、…というように一つずつ総当り的に確認していきました。
この方法は最初の効率を重視する方法とは異なり、時間はかかりますが、いつかは確実に正解を導き出せます。

この二つの方法を一つのクラスで使い分けていたことは、とても興味深いことだと思います。
今はまだ無意識のうちであっても、両者を自分で判断できるようになれば、本当の意味で要領がよくなるのではないでしょうか。

今回は時間がおしたので、ドリルをすることはできませんでしたが、来週からまたドリルも少しずつ進めていこうと思います。