浅野です。
石取りゲームをもっとしたいという声もありましたが、前回に我々は散々負けたのでもうおしまいです。今回は久しぶりにパズルを中心としました。
まずは迷路です。チョコレート型のものと絵が浮き出るものをしました。今の彼らにとってはそれほど難しくなかったようで、消しゴムを使わずに解く、ゴールからたどらずにスタートから一直線でクリアするといった負荷を自ら課す人たちもいました。
後半は新しいパズルをいくつか導入しました。一つ目は同じ数字同士をその数字のマス数で結ぶナンバーネットです。二つ目は連続するマスの和が指定された数字になるようにマスを埋める足し算クロスです。これらは今までにしてきたパズルと似ているようで異なっています。注意書きを読んで、例を見て、ルールを把握するという練習にもなったことでしょう。
>これらは今までにしてきたパズルと似ているようで異なっています。注意書きを読んで、例を見て、ルールを把握する
ちょっと気が早いのですが、中学や高校の勉強の取り組みのことを考えますと、今回してくださったように、「教科書を読んで、例を見て、ルールを把握する」訓練を重ねることで、中学や高校で「予習」ができる生徒になれると思います。つまり、今回はその先取りの経験をしていることになると感じました。
私はきちんと「予習・復習」をすれば、高校入試や大学入試には十分対応できると考えています。ただ一方で、それができるタイプの生徒に一人でも多く山の学校にきてほしいと思っています。
それはどういうことか?と言いますと、一つには、自学自習の姿勢をもった人には、入試の「先にある」勉強にも取り組んでいただきたいと願うからであり、もう一つは、たとえ自学自習が出来る人でも、というより、そういう人だからこそ、学びのプロセスでいろいろ壁にぶつかったり、悩んだりすると思うので、山の学校の先生がたに、そうした疑問をいっぱいぶつけてほしいと思うからです。
山の学校では、授業の中で、先生にそういった疑問を投げかけ、きちんと丁寧に受け答えしてもらえます。これは大きなアドバンテージです。
浅野先生は自習会も開いて下さっていますし、来月からは定期的に「なんでも勉強相談会」も開く予定です。
こうした機会を通し、山の学校は、自学自習に取り組む生徒たちを力強く励ましていきたいと思っています。