3/3 かず3年B

上尾です。こんにちは。

2週間ほど忙しくてブログを書けないでおりました。
気がつけばもう冬学期も終わりにさしかかっております。
そんな今回の授業では、相変わらず子供達に人気の掛け算パズルを
行いました。

普通小学生の掛け算九九ですと、9×9が最高です。
インドでは19×19まで覚えるとかいう話もありますが、
そこまで無闇に暗記すべきかどうかということについては、
私としては現時点でそれほど生産的でもないかなと思っています。
とはいえ最近行っている、より難しくなった掛け算パズルでは、
12の段や13の段などが登場します。子供達はみなはじめは
これを筆算をつかって解いていましたが、最近こればかりやっている
ため、特定の計算についてはだんだんと覚えてしまってもいるようです。
例えば121という数字が出ると「勘だけど、11×11かな?」
などと言ってから、確かめの計算をし、それが正解だと分かると
嬉しそうに顔をほころばすということがあります。
今やっているパズルは、そのような感じで「勘を磨く」のにも
役立っています。「勘」と言いますが、要するに、経験が蓄積されて
いるのでしょう。数と戯れることによってだんだんと数の扱いに
慣れてきている様が、授業を通じて感じ取られます。

来週は最後の授業です。暖かい日と寒い日がめまぐるしく入れ替わる
日々が続いていますが、そんな中に確かな春の兆しも感じ取られます。
子供達も、そんな春に向けて大きく飛び跳ねたがっているような様子です。
しっかりとしたジャンプ台を用意したいと思います。