福西です。2/17の記録です。
この日は論理パズルの第3問をしました。
(Sちゃんの答案)
『きつね』
ここに、A、B、Cの3人の男がいます。一人はしょうや、一人はりょうし、一人はきつねがばけたものです。
しょうやは、りょうしに勝ち、
りょうしは、きつねに勝ち、
きつねは、しょうやに勝ちます。しょうやとりょうしはかならず正しいことを言い、きつねはかならずうそを言います。さて、三人がつぎのように話しています。
A 私はCに勝つ。
B 私はAに勝つ。
C 私はしょうやです。さてAは、しょうや、りょうし、きつねのどれなのかを当ててください。
まずは図をかいて考え、答があることを確認します。次にその答までの道筋を紙に書いて整理してもらいました。
(Sちゃんのかいた図)
Sちゃんの書いた文章です。(漢字などは「原文まま」です)
はじめに、しょうやは、りょうしに勝ち、りょうしは、きつねに勝ち、きつねは、しょうやに勝ちます。
しょうやと、りょうしは必ず正しいことをいいきつねは必ずうそをつきます。
まずはじめに、Cが本当のことを言っていたら、CはAにまけるといっているので、Aはきつねになります。
Bは、Aにかつといっているので、Bは、りょうしになります。
でも、Aのきつねは本当のことを言わないので、Cのしょうやがきつねに勝つことになるので、おかしい。Cがもしうそをついていたら、Cは、きつね。Cのきつねに勝つのは、りょうしなので、Aはりょうしです。それで、あまったBが、しょうやで、しょうやが、Aのりょうしに勝つと言っているので、正しいです。
A.Aは、りょうし。
Sちゃんは、「Cが正直が、うそつきか」に着目して考えてくれました。それで、Cが正直の場合は、矛盾(きつねが正直なことを言ったり、庄屋がきつねに勝ってしまうこと)が生じて「ありえない」と結論しています。そして、Cがうそつきの場合だけが、矛盾が生じないので、これが答です、と。はい、その通りです。言うことなしです(^^)
Sちゃんのとりくみには感心させられます。いつも絵に描いたような展開になりますね。