かず4年

福西です。ご無沙汰しています。『山びこ通信』が一段落したので、また書いていこうと思います。

1/27の記録です。今日は『扉の書』をしました。その中の一問を紹介します。
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1~1000までの数に、7は何回出てくるか?(ただし、17は1と7とみなす)

このシンプルな問題に、かなり深い数学が隠れています。みなさんもぜひ考えてみてください。

Sちゃんはまず、次のように数えていきました。

~10に7があるので1つ。
~20に17があるので1つ。
~30に37があるので1つ。

~80は、77なので2つ。←ここに注目
~90は1つ。
~100は1つ。

合計10+1で、11こ。

77を2つと数えている点はさすがです。しかし残念なことに、見落としがあります。それはどこでしょうか?

しばらく考えてから、「あ、分かった!」とSちゃん。
「70、71、72、73、74、75、76、77、78、79で、70のところは11個もある」

そうなのです。これが賢く数えようとしたときの盲点です。ということで、100までに7は11+11-2で、「20個ある」ことまで分かりました。

では、1000までの場合は、その10倍をすればいいのでしょうか? というところで、ちょうど時間がきてしまいました。これも今のことを応用すればいいのですが、なかなか気付かない難問です。