岸本です。
暑くなったと思ったら、今後は雨。
天気は変わりやすいですが、子供さんの問題に取り組む姿勢は変わらず、今日も真剣に向かい合ってくれました。
今回は、前回のてんびんの問題の続きとパズルを行い、最後は最小公倍数と最大公約数について取り組みました。
この時、行った手順を一つ一つ、私が参考として文にしていくようにしました。
文章化しにくいところはいろいろと工夫し、新しい考え方などを紹介しつつ進めていきました。
新しい考え方の説明の時には、「なるほど」という顔をしてくれるなど、とても熱心でした。
この文章が完成したあと、それを参考にして、もう一つ別の問題を解き、自分で解き方を文にしてもらいました。
今度は、私が用いた文章を参考にしつつも、自分なりの文でしっかりと書き記すことができました。
続いて、前回挑戦した、1~9の並びを推測していくパズルです。
一枚目は前回同様、二段のパズルで、下の段が隣接する上の段の数の和を表します。
これについては、前回と逆に和が大きいところ、例えば「17(8,9のみ)」などを手がかりに、解いてくれました。
次の二枚目は、なんと三段のタイプで、下段は隣接する中段の、上段は隣接する上段の数の和を表します。
これには、最初とまどっていましたが、中段にヒントを見つけるやいなや、どんどん解き進めていきました。
最後の問題は、中段にヒントが0というもので、非常に難しいものでしたが、地道かつ丁寧に解き切ってくれました。
応用ができていて、素晴らしかったと思います。
残りの時間は、学校でよく分からなかったという、最小公倍数と最大公約数の文章題について、一緒に考えてみました。
子供さんは、それらの理屈については理解しているのですが、どうも文章題になるとパッとイメージがわかないようです。
そこで、公倍数のイメージをホワイトボードに書き出してみることにしました。
最初のイメージはピンと来ないようでしたが、それを書き直したイメージが彼女の理解につながったようで、「わかった!」と言ってくれました。
そこから改めて公倍数の理屈を考え直し、理解を深めていきました。
時間の関係上、公約数についてはそれほど詳しく触れられませんでしたが、先のことで何かつかんだのか、文章題をすんなり解いてくれました。
また分からなくなったら、改めて復習したいと思います。
次回もパズルを中心に、分からない部分や復習を行えたらと思います。
>答え自体は出せたものの、解き方を文にすることができなかったので、今回は、前回解いた問題をもう一度解き直すことから始めました。
大事ですね。このような授業の展開は、お子さんの心の中にも大事なこととして刻まれると思います。