かず2年

百木です。
5/14(金)のかず2年のご報告です。

前半のドリルは(子どもによって少しずつ進行具合に差はあるものの)今のところ皆順調に進めてくれています。早い子はもう一冊目のドリルが終わりに近づいているようです。
最初のほうは簡単な問題ばかりだったドリルも、後半になると引き算の計算問題やちょっとひねった文章題などが出てきて、どの子もちらほら間違いが目につくようになってきました。「ここ間違ってないかな?」と言ってあげると、たいていはすぐに間違いに気付いてくれるのですが、なかには「うーん」と考え込んでしまう子もいます。

もちろん考え込むこと自体はかずの力を伸ばすために良いことです。こちらもうまく正解にたどりつけるようにヒントを出してあげなければいけません。
たとえば、「12ー4=6」という間違いをしている子がいたのですが、「12-4」の答えの導き出し方ってどう教えたらいいんだろう?と一瞬こちらが考え込んでしまいました。みなさんならどう教えますか?

僕は、「じゃあ、12-1はいくつかな?」と聞いてみました。
これに対してはすぐに「11!」という答えが返ってきたので、「そうそう、じゃあ12ー2は?」と聞いてみると、少し考えて「10!」と答えてくれました。そこでその子は気がついてくれたらしく、また少し考えて「12ー4=8」という正しい答えを導いてくれました。

今回はうまく切り抜けられたと思うのですが、こういうシンプルな足し算・引き算の問題を間違っていたときに、どうやってうまく答えを導いてあげるかはなかなか難しい課題だなと思います。これからもいろいろ工夫して、子どもたちにうまくヒントを出してあげられればと思います。

授業の後半は、前々回と同じ「ブラック・ジャック」というトランプゲームをしました。
今回は二人一組のチーム対抗戦でゲームをしてもらいました。子どもたちもルールとコツが呑み込めてきて、賭に出てもう一枚もらうか、自重してもう一枚もらわず勝負するか、勘が磨かれてきたようです。おかげで親である僕は大負けしてしまいました。
今回の優勝はTくん&Kくんの元気いっぱい男の子チーム。合計19の状態で「もう一枚!」と賭けに出て見事にエースを引き当てる勝負強さで圧勝していました。
複数枚のカードの足し算もみんな正確にできていて、たいしたものだと思います。
今後もこのようなゲームを取りいれつつ、子ども達が「かず」に慣れ親しむお手伝いができればと考えています。