6/25 かず6年生B

高木です。

今日はMちゃんは残念ながらお休みでしたが、
AちゃんとM君は元気に集ってくれました。
ドリルでは、二人がほぼ同時に、記号を用いて式を立てる単元に移りました。
xやyの代わりに◯や△を使う、中学校の方程式の予告編のような単元です。
慣れない問題だからか、二人ははじめは戸惑っていました。
しかし見た目は難しそうですが、
基本的には問題文をそのまま素直に記号に変換していきさえすればよいのです。
そのことがわかると、M君は「そうか! 逆にかんたんや!」と言っていました。
またAちゃんは「これだけ?」と言っていました。そう、「これだけ」なのです。
しかし「これだけ」のことが、あとあと重大な意味を持ってきます。
今の、この感覚を、忘れずに持っていってほしいと思います。

後半の折り紙では、去年はペーパークラフトで作った、四面体にチャレンジしました。
実際に作ってみるとわかりますが、
どこをどのように分割していけばいいのか、平面を幾何学的に割り算していく感覚が、非常に鍛えられます。
M君もAちゃんも、最初は「え? ここでいいの?」と、ほとんど一手順ごとに確認しあっていました。
また、そのようにして作ったパーツを使って四面体を作り上げていく段階では、
どこをどう組み合わせればいいのか、空間的な構造を頭のなかでシミュレーションしていく必要があります。
こう書くと、なんだか難しそうですが、
それを実際に手を動かして楽しみながら取り組めるところに、
折り紙を用いるひとつのメリットがあります。
二人とも、クラスの最後には四面体を見事完成させることができました。
完成した四面体をポンポンと宙に浮かせてよろこぶ姿が印象的でした。