『つくる』A・B クラス便り(2014年11月)

「山びこ通信(2014年度秋学期号)」より、下記の記事を転載致します。

『つくる』A・B

担当 福西 亮馬

 A・Bクラスとも、作ることが大好きな生徒に恵まれ、否、恵まれすぎるぐらいに、この二つのクラスは、生徒たちの意欲の大きさに支えられています。それに応えることが私の仕事です。そして、生徒たちがめいめい何がしかの達成感を持って(また大きな野望を胸に秘めて)、山の下へと帰っていく様子を見送ることができた時に、「ああ、今日もクラスができてよかった」と思います。

 Aクラスでは、前学期にした『がらくた工作』を「またやりたい!」という生徒のリクエストに応えて、まずそれを展開しました。また、『ひねもす』が好きな生徒にも応えて、ひねもすでロボットを作りました。最近では、ダンボールでカタパルトを作って、公園にペーパークラフトのミニ飛行機を飛ばしにも行きました。それぞれに夢中になってくれる様子が、とても眩しいです。

 Bクラスでは、夏休みの電子工作のイベントにあったドア・センサーを改良して、『的当てゲーム』を作りました。LMC555という有名なタイマー回路(電子部品)を使って、一定時間スピーカーを鳴らすものです。次はモーターで動くものを作る予定です。以前一度、前進・後退のできるクローラーを組み立てました。今度は、念願の方向転換もできるものを作りましょう。時折、低学年の生徒たちが、「何作ってるの?」とクラスを覗きに来ることがあるのですが、そんな時、高学年の二人は優しくニコッとしながら、黙々と作業を続けています。まるでマイスターの工房のように感じます。

 以下、百聞は一見に如かずです。ぜひ写真でご覧ください。