かず2年

百木です。
5月28日(金)の「かず2年」クラスのご報告です。

前半のドリルの時間では、早い子たちはもう一冊目を終えて二冊目に入っています。とはいえ、ドリルを終えるスピードが問題なのではありません。ひとつひとつの基本的な計算問題をきっちりと理解しながら正確に解いていくことが一番大切です。

あくまで一年生の復習、足し算・引き算の基礎問題が主ですが、複数の数の足し算(6+3+1など)や文章問題などでは、たまに計算間違いをしたり、文章題の意味が分からなくて「うーん」と考え込んでいる子どもたちの姿も何度か見かけました。これらの問題も、シンプルな計算問題と同様、繰り返しいろんなパターンの問題を解いてみることが重要かと思います。特に文章問題はこれからの鬼門になってくるので、この時点で慣れておく(苦手意識を作らない)ことが大切です。

後半のパズル・ゲームの時間では、新しく「海戦ゲーム」というテーブルゲームに取り組んでみました。
このゲームは僕が小学生のときにクラスで流行っていたゲームなのですが、ご存知の方おられるでしょうか。ルールはこちら→「海戦ゲーム(wikipedia)」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%88%A6%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0

それぞれのプレイヤーが5×5のマス目に、戦艦・駆逐艦・潜水艦の三つの船を置き、互いの海戦図を見せない状態で、交互に攻撃を繰り返し(例えば「Aの3を攻撃」などと相手に伝える)、相手の船を全部沈めたほうが勝ち、というゲームです。

実際にゲームをしてみると分かるのですが、このゲームのコツは相手の攻撃から相手の船の位置を推測し(攻撃してきた地点の周囲に相手の船がいる)、相手の攻撃をうまくかわしながら反撃をしていくことです。つまり、論理的な思考能力(というとやや大げさですが)が必要とされるゲームなわけです。
もちろん自分が小学生のころはそんな難しいことは考えず、「駆逐艦、波高し」とか「異常なし」とか「潜水艦、撃沈!」とかいった海戦用語を使うことがただただ楽しかった記憶しかないのですが(笑)

今回は初めて取り組んだゲームということもあり、ルールを覚えることで精一杯だったかもしれませんが、今後も取り組むことで、推理力を働かせるゲームの楽しさを知ってもらえれば、と考えています。