1007 英語文法

春から始めて文法事項も一通り学習し終えたので、今はクマのプーさんの読解と範囲を決めない和文英訳の練習をしています。

 

和文英訳ではin spite of, though(although), butの違いを明確に認識しました。in spite ofは前置詞句なので後には主語と動詞を備えた節ではなく名詞を伴います。though(although)は接続詞ですが、becauseやifと同じような使い方をします。butも接続詞ですが、これはandと同じような使い方です。

 

クマのプーさんではTrespassers Wのくだりが難しかったです。ピグレットはそれを自分の祖父の名前だと思い込んでいますが、おそらくはtrespassers will be prosecuted(進入禁止)の立て札の後半部分が欠けてしまったものを勘違いしているのでしょう。

 

And his grandfather had had two names in case he lost one — Trespassers after an uncle, and William after Trespassers:

 

① そして彼のおじいさんは1つの名前をなくした場合に備えて2つの名前を持っていたのだ――アンクル・トレスパッサーズとトレスパッサーズ・ウィリアムという2つの名前だ。
② そして彼のおじいさんは1つの名前をなくした場合に備えて2つの名前を持っていたのだ――おじさんにちなんでトレスパッサーズとトレスパッサーズにちなんでウィリアムという2つの名前だ。

 

この部分のafterの解釈に悩みました。①のように文字通り「〜の後」と解釈するか、②のように「〜にちなんで」と解釈するかでです。もしかしたら両方の意味が込められているのかもしれません。

 

このように、クマのプーさんは非常に難しく感じる部分がところどころあります。