小林です。
日も短くなりつつあり、めっきりすずしくなりました。
3年生のみんなはあいかわらず元気に勉強しています。
最近はかずAでもかずBでも、計算ドリルとナンバープレイス(数独)の原形ともいえるような駒配置パズルに取り組んでいます。
ナンバープレイスに関しては、春学期にも取り組んでいましたが、
少し難しく、なかなか苦戦している子もみられました。
今回取り組んでいるのは、少し単純だけれども、考え方が通底するようなものです。
図はチェス板の上に四つのコマが配置されている様子です。
問題は「新たに四つのコマを盤面に配置せよ」というものですが、このとき、「すべてのコマからひかれた、たて、よこ、ななめの直線上のマスにそれぞれ一つしかコマがいないようにしなさい」という指令がつきます。
ナンバープレイスだと、数字の種類が重ならないようにすればいいわけですが、このパズルはもう少し単純で、どのコマも区別がありません。線上に並ばないようにすることに気を配ることのみに集中できます。
Bのクラスの方ではYくんもTくんも、コマから実際に線を引いてみるというやり方で、配置可能な場所を確認すればよいとすぐに気づき、ものの見事にといてしまいました。
Aのクラスの方は、T・K君/Mちゃんチーム、H君/T・S君チーム、Y君、N君チームをつくって取り組みましたが、協力体制がうまくいったT君Mちゃんチームが一番のりでした。
このパズルに次いでは、もう少し複雑なビスケットパズルを用意しました。
5×5マスの箱の中に5種類のビスケットがそれぞれ5個ずつ入っています。たて、よこ、ななめのどの列にも、同じ種類のビスケットが並ばないように配置されているとき、左下のビスケットには何が入るでしょう、というのが問題です。ナンバープレイスとはややルールが異なりますがかなり似た考え方で解きます。
Aクラスの方はこちらもチームでの取り組み形式でしたが、H君T君が二人で考え方を確かめながら、協力して取り組む姿勢が印象的でした。
その後ナンバープレイスを行ないましたが、以前より理解度が上がったように見受けられます。Aクラスでは次週以降ももう少しナンバープレイスを続けたいと思います。
Bの方は少し早く進んだので、暗号クイズに突入しています。文字列を規則的に変換する作業は数学でも重要なことですが、それをゲーム形式でやる形です。楽しんで取り組んでもらえたようなのが良かったです。
ドリルに関しては、どちらのクラスでも余りのあるわり算や、少し難しい暗算など計算中心です。春よりも取り組みに少し落ち着きが出てきたようなのが頼もしいです。配布したドリルは1冊やり終えて、2冊目に突入した子もでてきました。計算のスピードも目に見えて上がったようで継続は力なりということを感じさせてくれます。