岸本です。
今夜は十五夜らしいのですが、雲に隠れて、きれいな満月を拝むことはなかなか難しそうです。
今日は、論理パズルと数独に取り組みました。
論理パズルは、次のような問題です。
牛と馬と羊が何頭かいて、それらが一列になっています。牛・馬・羊は、それぞれ1頭以上います。
さて、次の条件で並んでいるとき、動物は、最少で何頭並んでいるでしょうか。
・ある馬の前には羊が1頭いる。
・ある羊の前には馬と牛が1頭ずついる。
・ある牛の後ろには羊と馬が1頭ずついる。
・ある馬の後ろには牛が1頭いる。
子供さんも、しばらく考えた後、同じ答えにたどり着きました。
しかし、この問題はある種のひっかけ問題だったのです。
そう私が告げると、子供さんが即座に、「前後は必ずしも決まっていないの?」と尋ねてきました。
ずばり、この問題のミソはそこにありました。
つまり、「並んでいる動物は必ずしも同じ方向を向いているわけではない」のです。
そこに気づいていたのは、さすがです。
この点を確認して、もう一度問題を解いてもらいました。
答え自体はすぐに導き出せましたが、解答に至った考え方を書くのに、少し苦労しました。
文章を練っては何度も消しながら、それでも諦めずに、図を交えつつ、しっかりと考え方を書いてくれました。
残りの時間は、数独を行いました。
問題のレベルも大分上がってきましたが、焦らず丁寧に解いてくれました。
次は、論理パズルとは別のパズルをメインに進めていく予定です。
>解答に至った考え方を書く
これをやることに大きな意味があると思います、本当に。ああ、日本の各地でこういうことを普通にやってほしいなあ、と思います。