小林です。まだ秋というには暑すぎますが、先週から「かず3年」も秋学期がはじまりました。
初回からみんな元気な顔で教室に入ってきました。みんな少しだけ落ち着いた印象です。夏休みでエネルギーを十分発散できたのか、少し大人になったのか、ともかく、みな集中力がありました。
いつも通りドリルでウォーミングアップをしてから、一筆書きに挑戦しました。春〜夏学期にも一筆書きをしていますが、今回は少し趣向を変えています。
問題 鉛筆を紙から離さずに(一筆書きで)、
四本の直線で次の九つの丸印を、すべて通りなさい。
・・・
・・・
・・・
見た事がある方もおられるかと思いますが、
これは枠にとらわれるとなかなか解けない問題です。
枠組みが与えられていると、人間なかなかその外には出ないもので、
この問題もそれを踏み越えるときれいに解けます。
まだやったことのない方は是非ご挑戦ください。
クラスでは、「丸でかかれた四角の外にはみ出て大きな三角形をかく」というヒントから、このパズルの答えを閃く子がでてきました。
モノの本によると、「パズル」の原義は、「まごつかせるもの」
だそうで、正規のやり方でスイスイ解くことができないのが、パズルの醍醐味かと思います。前学期までは、数独のような推理を積み重ねれば解けるものが中心でしたが、今学期はパズルらしいパズル、まごついてしまうようなパズルも適宜取り入れて、柔軟な発想とひらめきの瞬間を共有したいと思います。