かず4年

小林です。

秋も深まってきて、暖房をまだ我慢しながら肌寒さを感じる毎日です。
最近のかず4年での取り組みを紹介いたします。

生徒さんが最近体調を崩されたり、疲れ気味だったこともあり、
この2、3回は、
「ドリルをどんどん解いてもらう」
「新たな難題にさらなる挑戦を」
といったことはせず、ゆっくりと復習に取り組んだり、
少し軽めではあるけれど、新鮮なパズルに取り組んでいます。

 Hちゃんの希望もあって、ここのところは間違い探しを毎回取り入れています。難度は易しめ〜中程度くらいのもので、なごやかに取り組んでくれています。

 これまでは「毎回新たな課題を、どんどんステップアップして」というふうに授業を構成してしまうところがあったのですが、少しゆったりと「息継ぎ」にあたる時間も重要だなと思うようになりました。ドリルに関しても、お家で無理のない範囲で取り組んでいて、無理して毎日やるよりは状況と相談しての取り組みの方が長続きするのだろうなと思います。

 その他、久々にHちゃん得意の折り紙を折ったり、トランプでゲームをしたりといったことをしています。
 トランプは、一対一でやって面白いスピードやポーカーをしていますが、私が全く勝てません(苦笑)。だんだん真剣になってくるのでだいぶ笑われましたが、大人の威厳を示せなかったことを悔しく思っております(苦笑)。

 他には学校で面積の勉強をしているところだそうなので、それに合わせて、面積が増える不思議な図形パズルをやってみました(ロイドパズルというアメリカで百年ほど前に流行ったものの応用版です)。

次の8×8(=64)の正方形を四つにバラして長方形にすると、何故か5×13(=65)の長方形になって面積が増えてしまいます。

ロイド1

ロイド2

 物質を分割してもそのことで量は増えたり減ったりしないはずなのに、何故面積が増えるんでしょうか???
 答えはやや拍子抜けのものですが、現実の図形とイデア的図形の違いを意識させてくれるものです。