10/29 かず(3~4年A)

岸本です。

今日は、学力テストの見直しと数独を行いました。
テストの見直しは、自分の学力だけでなく性格やクセもあらわにしてくれるので少し気恥ずかしいものですが、それを受け入れかつ乗り越えることができれば、きっと成長につながると私は思っています。

学力テストは、京都市が行うジョイントプログラムの一環で、これまでの復習がメインとなるものでした。
子供さん曰く、「算数は好きだけど、あまり点数は良くなかった」とのことでした。
しかし、実際には間違いは1、2割程度で、それほど悪いとはいえません。
ただ、大事なのは、間違いの多寡ではなく、間違いが何故生じたのか、そこを考えることです。

全体的に見ると、間違いが集中しているところはなく、各大問で散発的に間違いが見られました。
解答用紙が返却されていないのは残念ですが、間違いも少なかったので、今回は間違えた部分をもう一回解き直してもらうことにしました。
解き直すことで、理解が足りないのか、単なるミスかを判断しようということです。

解き直してみると、大半の間違いは問題文の読み落とし(読み違い)か計算ミスであることが分かりました。
非常にもったいないです。
私の経験を踏まえたアドヴァイスとして、以下の点を挙げました。
・解答用紙に書かない計算でもきれいに書くこと
・見直しをすること
前者は、途中で数字の読み違いなどをなくすためでもありますが、きれいに整理することで、頭の中の論理も整理して考えやすくするためです。
また後者の見直しをする際にも、スピーディーに確認が出来ます。

後者は、基本中の基本ですが、子供さんが言うには、「見直しをして、書き直した答えが間違っている場合が多いので、見直しはしない(したくない)」そうです。
確かに、そのような経験は私にもあるので、その気持ちはわからないでもありません。
しかし、計算ミスなどを見直しによって発見した経験もあります。
どちらが絶対的に良いと言い切れる自信はありませんが、単純に計算ミスでまちがえることと、深く考えすぎたために間違えることでは、どちらがより理解していたといえるでしょうか?
結果としては同じ間違いであり、「五十歩百歩」かもしれませんが、そこには50歩の差が歴然とあると、この場合私は思います。

計算ミス以外の点としては、奇数と偶数の関係が少し理解があやふやでした。
そこで、奇数と偶数のたし算、ひき算、かけ算の組み合わせを通して、奇数と偶数の性質をもう一度確認していきました。
この考え方は、「数学」になっても使うことがあるので、今のうちにしっかりと理解しておきたいところです。

見直しを通じて、改めて自分の弱点があらわになったと思います。
このジョイントプログラムの学力テストは後期にもあるそうなので、次回はこの反省を生かして頑張ってほしいと思います。

残りの時間は数独を行いました。
そろそろ本格的に難しい問題も出てきますが、これまでの積み重ねを生かして解いてほしいところです。

来週は、久しぶりに論理パズルを行いたいと考えています。