しぜんA 2014.6.24, 7.8

春学期5回目のA(火曜日)クラス。

ひみつの森を抜け、ルートを皆で相談しながら決め、山奥の行けるところまでを目指し、帰りは落ち葉の積もった斜面をウォータースライダーのように滑り降りながら、行きの3分の1くらいの速さで駆けて帰ってくる。
いつしかそれが、クラスの定番となっていました。

この日も険しい斜面をよじ登りながら、茶山に着いて、一休み。そのもう少し先にある、秘密の絶景ポイントで一休み。
そしてこの日のゴールは事前に定めていませんでしたが、「清沢口石切場」となりました。

1年生のS君も、回を重ねるごとに、上の学年の仲間たちに遅れを取らず着いていけるようになっていくのを感じますし、いつも先頭をきって進む中学年の仲間も無茶をせず、後ろの気配を感じ取りながら進んでくれるようになりました。その、最後尾と先頭集団の真ん中あたりの位置をいつもさりげなく保っているのは、我らが隊長6年生のH君です。

みんなの成長と、そこはかとない力を、頼もしく思います。

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しぜんAクラス春学期最終回の7月8日には、森の奥の一本道を上りきった場所、尾根道が続く手前のエリアで、全力の「鬼ごっこ」、「かくれんぼ」、「けった(ぽこぺん)」、などをしました。

起伏に富んだ斜面や木立に、身を隠して息を潜めたり、木々を縫いながら相手を追いかけたり逃げ回ったりしていると、体中の感覚が研ぎ澄まされるのを私自身も感じました。
直感的に木立や斜面の地形を読み、反射で動く。
野生の感覚というのでしょうか。茂みの隙間から「鬼」の様子を伺っているとき、ふと、よくテレビの動物番組で見かける、逃げ回るシマウマや、獲物を 狙うライオンのことが、頭に浮かびました。決して大げさではなく、どこかそれに通ずる感覚が、終始みんなの中でも働いていたのではないでしょうか・・・。

有り余る程の元気を解放し、教室に戻る頃にはクタクタになって大人しくなった皆の様子を微笑ましく思いました。(梁川)