会員の声(小学生&保護者より)

過去に、小学生の会員とその保護者の方々から頂いた、山の学校に対する感想を転載いたします。

『山の学校でしたこと』

山の学校でしたことは、いままで「かず」、「ことば」、「しぜん」と、全部やっていました。

「かず」では、ドリルばかりやっていて、それで今では50 さつぐらいになりました。一番おもしろかった思い出は、かべにグラフをはってドリルをやるごとにグラフがふえていき、最高てんじょうの真ん中くらいまできたことをおぼえています。結果は一番でした。今では、論理パズルなどをやっていて、始めの時は、わからなかったんですが、今では、2、3 分考えたら分かってくるぐらいまできました。それにほかには、すい理クイズなどがあります。

「ことば」は、1、2 年の時、漢字をやっていて、夏休みなどの時にしか作文はやっていませんでした。それで先生がかわり、今では、作文もだいぶかけるようになってきました。作文を何枚もやっているうちに、自然と書けるようになってきました。最近では、新聞にのっていることを作文にしたりしています。「しぜん」では、植物の名前とかをしらべたりしていました。今では、やめましたが3, 4 年の時、「しぜん」できちをつくったりしたのをおぼえています。いろんなことをしました。

年下の人へのアドバイスは、「かず」では、山の学校では論理パズルなどをするだけではなく、家でドリルをやったほうがいいと思います。なぜかというと、論理だけやっていても、中身はきたえられるけど外もきたえておかないと、学校でこまるのは自分なのだから、家で1 年なら1 年のドリルだけではなくて、2 年、3 年といったほうが1 年のドリルばかりしているとあきてくるのでいいし、塾にいっている人よりもさきさきすすめるし、いろんな問題がでてきておもしろいので、1 年だからじゃなくて1 年のあいだに1 年のがカンペキだったら2 年というふうにいけばいいと思います。「ことば」でも進んで作文をしたりしても家でやってもいいと思います。一言で言えばつみかさねが大事ということが言えます。

保護者の方へのコメントは、保護者のかたは塾にいかせたりしているのがたぶん多いと思います。けど塾だけでしか勉強ができないのではなく、本屋でもドリルをかえば塾と同じこともできるし安くつくので塾だけっていうのも考えておいたほうがいいと思います。それに、はっきりいうとお金がない人でも、ドリルだと200 円ぐらいですむからいいと思います。あとは、子どものやる気です。

山の学校と、学校や塾との違いについては、一言でいえば、学校の中の学校、くわしく言えば学校×塾=山の学校みたいなものとしかいいようがないです。最後に言えば、つみかさねが大事ということと、塾へいかなくてもドリルがあればいいと思います。

T.K.さん(5年)

『山の学校に通って』

ぼくは、一年生から山の学校に通っています。今は、『かず』と『ことば』と『絵画』を習っています。今回は、『ことば』の事を書きます。五年生になって『オズの魔法使い』の本をみんなで読みました。そしてその後に、原稿用紙に書き写しました。夏休みに『冒険の本』という題で自分の本を作りました。原稿を書いているときぼくは、ワクワクしてお話がどんどん書けました。先生は、全部書けた事が素晴らしいとほめてくれました。ぼくは、とってもうれしかったです。

二週間に一回秘密道具を考える時間があります。秘密道具とは、ドラえもんがポケットから出している道具を自分たちで作れないかと考えてみることです。ぼくは、『空中新幹線』『家取替えセットつみきばん』『どこでも使えるカギ』などを考えました。説明は、絵と言葉で説明します。この授業はとっても面白くてすぐに時間がたってしまい、帰る時間がおそくなった事もありました。

『熟字訓と当て字』という授業があります。この授業は、先生が書かれた熟語の読み方(熟字訓)を意味もあわせて考える授業で、ふだんあまり使わない漢字が覚えられるので楽しいです。今、『ガリバー旅行記』の書き写しをしています。

ぼくは、山の学校に通って、学校では、教えてもらえないような事を沢山教えてもらって本当によかったと思っています。

O.M.さん

『ぼくにとっての山の学校』

ぼくが山の学校に入ったきっかけは、弟と妹が入ることになり、ぼくもやって見ようと思ったからです。ぼくは今一人なので、つきっきりで見てもらっています。学校でよくわからなくてこまっていることも、山の学校ではよく理解ができて、苦手なこともとくいになりました。とてもうれしかったです。

いつも一時間がすごく短いと感じます。そして、木曜日は山の学校があるのですごく楽しみにまち、木曜日になるとすごくハッピーな気持ちになります。とくに亮馬先生と二人の時は毎日いろいろなことを学びます。分からないところは分かるまで教えてくれたり、いろいろなお話ができてたのしくて、亮馬先生を目標としてお家でもドリルなどをがんばっています。

今はかずのクラスの残りの時間で、ひねもすをしています。ぼくはへたくそだからできないところはやってもらったりしています。前には戦車をつくり、今では船を作っています。

かずのお勉強が終わり、かいだんをおりてくるとき、ぼくか、亮馬先生がなにかをしゃべりながらおりてきます。ぼくの場合だとたいてい動物のことです。亮馬先生だと、ぼくが「○○ってどういうこと?」ときいたことに、すぐこたえてくれます。おりてきたらお母さんがまっていて、そこでもすこしお話をしてから、「さようなら。ありがとうございました」といいます。

車に乗り、お母さんに一番初めに言うことは、「あ~、たのしかった」です。それで今日したことをいろいろ話して、今日はここがとくにたのしかったなどと山の学校のことをいいます。家につくと今日やったプリントや物を見せながら、これはこういうことなどと説明します。このようにぼくを楽しませてくれる楽しい習い事です。

I.H.さん(6年)

ぼくがかずに通っていて楽しいことは、学校では習わないかずのいろんな事が学べることです。ぼくが一番面白いと思ったのはモノポリーです。

M.S.君(4年)

ぼくがしぜんにかよっていて、一ばんたのしいことは、はっぴょうするじかんです。みんながもってきたものや、つくってきたものとかをみんなにはっぴょうするじかんがだいすきです。

M.H.君(1年)

山の学校では、息子二人小四の兄はかず、小一の弟はしぜんでそれぞれお世話になっています。

山の学校との出会いは、の前に私達家族には幼稚園との出会いがありました。幼児教育からはじまる山下先生の教育に対する想い、人として幼児教育がいかに大事であるかという節目節目での園長先生のお言葉は、親として我が子にどう成長してほしいか親としてどうあるべきかという問いに沢山のヒントをいただきました。息子が小学校に入学すると同時に山の学校へも通い始めました。理由は、山下先生が山びこ通信にも書かれている内容で、「学ぶことを楽しむために」とあります。親として、山の学校で学んでほしいことがこの言葉全てにあるからです。学力は結果であり、学ぶ楽しさが自然と身についていれば結果つながるものが必ずあると思っています。

幼稚園時代先生に手をひかれお友達と登って登園したお山への石段を今は一人力強く山の学校へ目ざして石段を登る姿をとてもたくましく思っています。

M.H.さん(保護者)

昨日もお山から帰ってきて、何やら裏紙メモをいっぱい出してきて、計算機を片手に、『早くお風呂入りなさい』と私が言っても、『ちょっと待って・・・』と言いながら、ひたすら、何かやっていました。

そして、今朝、朝御飯食べているときに、私に一生懸命問題を読んで、『中学生になるまでに、答えがでればいいんやけどな・・』と、言いながらも、自分なりに理解したところを、私に説明するのですが、私の方が一回聞いただけでは、朝から頭が働かないものですから、『う~ん』と考えていたら、多分、亮馬先生がこうやって、説明されたんだろうなあ~という口ぶりで、あの円盤を、手で切った紙に数字を書いて、『これを円盤とするやろう・・・』と言って、説明してくれました。

その説明を聞くと、思わず私もやってみたくなる気持ちにさせられてしまいました。

たぶん、亮馬先生から、問題を投げかけられた時に、子供たちもなんとか、この答えを出してやろう・・謎を解いてやろう・・という気持ちになって、子供たちも必至で頭を働かせるのでしょうね。

それが、後から聞くと、学校で習っている大きな数字の勉強につながっていたり、法則を見つけていったり・・・なんですね。

私に説明する時も、『ここ見て!』なんか法則がみえてくるやろ・・?と偉そうに説明していました。

私が見つけた法則は、沙彩が教えてくれた法則とは、違ったのですが、私も64まで、確かめきれていないので、法則・・・とかいえませんが・・・。

お母さんと考え方が違ったから、『ちゃんと紙にまとめてよ・・』って言ったら、私に説明したことで、ちょっと満足しているのか、『また、時間があればな・・』と言っていましたが、夏休み前の大きな数の計算の時も、亮馬先生が言われていたように、レポートにできたら、たいしたものなのですが・・・。ちょっと、欲張りすぎですね(笑)

でも、私にここまで説明して、理解させてくれるのは、親バカながら感心しています。

外でもこれだけしゃべれたら・・・って、いつも思っているのですが。

こんな、説明ができるのも、ずっとお山の学校に通わさせていただいているからだと、いつも、いつも思っています。

N.Sさん(保護者)

山の学校のクラスに対するご感想は、随時、受け付けております。ご執筆お待ちしています。