岸本です。
先週と打って変わって、また暑さがぶり返してきました。
問題を解くときは冷静なのが一番だとは思いますが、もうしばらくの我慢でしょうか。
今日は、それぞれの課題に取り組みました。
筆算の基本的な方法は良くできていましたが、いくつかミスも見られました。
おそらく、わる数が大きい時に商を立てるのが苦手なようでした。
これは、おおよその数でのかけ算にまだ慣れていないからだと思います。
例えば、わられる数が200、わる数が29のときは、わる数を30とみなし、30×7=2100から、商には7に近くてより小さい数が立つと考えるのです。
その方法になれるためにも、おおよその数のかけ算を暗算でできるようにしましょう。
今後は、その練習もしていきたいと思います。
もう一人の生徒さんは、分数を使ったある文章題を解きました。
問題は以下の通りです。
全部で72個の玉があります。はじめにAさん、Bさん、Cさんの3人で72個の玉を何個かずつ分けました。最初、Aさんは自分の持っていた玉の1/3をBさんに渡しました。次に、BさんはAさんからもらった玉と最初から自分が持っていた玉の合計1/4をCさんに渡しました。最後に、CさんはBさんからもらった玉と最初から自分が持っていた玉の合計の1/5をAさんに渡しました。その結果、3人の玉の個数はすべて等しくなりました。さて、最初にAさん、Bさん、Cさんが持っていた玉はそれぞれ何個ずつでしょうか。
かなりの難問で、生徒さんも最初はどう解いたらよいかわからないようでした。
そこで、問題を表に整理し、どこから考えたらよいかを示しました。
また、求めた答えがどのような式として表されるのかも、丁寧に考えるようにしてもらいます。
時間はかかりましたが、最終的にはきちんと答えを導くことができました。
プリントに答えを全部書き写せませんでしたが、答え方も工夫されてよかったです。
来週には完成できるかと思います。
この問題を通じて、複雑な問題でも整理するできるようにしましょう。
次回も、それぞれの課題を中心に進めていきたいと思います。