3回目の授業です。
中学校でのテストが終わったので、今回はそこでできなかった部分を確認していきました、
生徒さんが難しそうに感じていたのは疑問文の作り方です。
語学とは何よりもまずコミュニケーションの手段ですが、その中心は質問と応答です。
コミュニケーションの形態が対話でも論文でも、何か1つの問題があってそれに対してコメントしていく、
という点では同じです。つまり、疑問文はコミュニケーションのスタートになるわけです。
英語の疑問文には大きく分けて2種類あります。
1つが「はい」か「いいえ」で応えられるもの。 ex.)Is this a pen?
もう1つは答えが無限に存在するもの。 ex.) What do you have ?
今回解説したのは2番目の方です。
なぜ、what you have にならずに、doが出てきてyouの前に来るのか?
これにはいくつか説明の方法がありますが、私が用いたのはつぎのものです。
You have a pen. のhave と What do you have? のhave は違います。
何が違うかというと、前者のhaveがdo + have(原形)という構成になっているのに対して、
後者のhaveはdoが分離して原形の形で文に出てきているという点で違います。
こういった話をすると複雑になるのですが、頭で少し理解できたらあとは体で覚える。
つまりはひたすら書いて聞いて声に出す。そうしなければいざというときに語学は使えません。
私自身も英語以外の外国語の学習で日々、身につまされていることです・・・。