0604 高校数学

数学を実生活にいかせると興味深く感じることができます。この日はちょうどそのような問題に出くわしました。

 

目の高さが 1.5m にある人が、木から 5m 離れた地点に立って木のてっぺんを見上げたところ、水平な地面と視線のなす角が 42 ◦ であった。この木の高さはおよそ何 m か、四捨五入して小数第一位まで求めよ。ただし sin42 ◦ = 0.6691, cos42 ◦ = 0.7431, tan42 ◦ = 0.9004 である。

 

問題文を正確に図にすると、42 ◦ の直角三角形から目より上の木の高さが求まり、それに目の高さを足せば木の高さが出ます。0.9004×5+1.5≒6.0(m)というのが答えです。

 

相似の原理を使っているだけなのですが、こうして三角比になじんでもらえたらと思います。