11/9 かず6年

岸本です。

先週から始めた新しいドリルに今回も取り組みました。

今週取り組んだのは、位の異なる小数のかけ算でした。
計算自体はよくできていましたが、問題だったのは小数点の位置でした。
例えば、「0.5×0.2」を「1」とする間違いが見られました。
この場合は、「0.1」とするのが正しいですね。
小数点の位置は、かけられる数とかける数の小数点の位置によって変わります。
生徒さんもその方法はわかっているのですが、答えが「0.084」などになる問題では、自らの答えに不安げでした。
そういう時には、大体の計算をしておくことで、小数点の位置を確認することができます。
例えば「0.21×0.48」は、「0.2×0.5」と考えることで、「0.1」に近くなることがわかると思います。実際には「0.1008」となりますね。
また、かける数が1より小さいときには、答えがかけられる数より小さくなることも覚えておくとよいかと思います。

今回はさらに、交換法則、分配法則などを利用した計算も出てきました。
基本は良くできていましたが、ただ問題を解くだけでなく自分がどんな計算をしているかを考えながら解くことが大事です。
かけ算をしているのか、足し算をしているのか、小数の計算なのか、整数の計算なのか…。
場合によって使い分ける、「考える計算」を意識して行うようにしてください。
これは、計算ミスの防止に役立つだけでなく、算数・数学の全体にも通ずると私は思います。
来週は、小数のわり算に取り組んでいく予定です。