1/11 かず6年

岸本です。

明けましておめでとうございます。
2012年最初のクラスは、驚きから始まりました。

生徒さんは、冬休みは勉強して過ごしたといい、その成果をまず見せてくれました。
昨年末、小数までは終えていましたが、まだ分数の問題が半分以上残っていました。
にもかかわらず、ドリルをめくっていくと、なんと最後まで解いていたのです。
あの短い冬休みで40枚近いドリルを解き進めていたのは、本当に驚きです。

そこでこの冬学期は、まずこのドリルの答え合わせ、間違い直しをしていくことにしました。
今回は通分によるたし算を見ていきました。
分母を同じくするという通分の基本はわかっていましたが、分母と分子に同じ数をかけなければならないという分数の基本を忘れているところもありました。
例えば、3/4を通分して分母を12にする場合、分母には3をかけます。
その時、分子にも同じく3をかけなければ、分数の大きさが変わってしまいます。
通分すると9/12ですね。

もう一つ、多かった間違いは、約分でした。
通分して計算した結果、その分数が約分できる場合は約分します。
その際、分母と分子を同じ数で割らなければなりません。
通分での間違いと共通する部分もありますね。
これらの点を指摘した上で、ドリルの間違いを直してもらいました。
生徒さんは、きちんと理解して解きなおしてくれました。

来週も、ドリルの間違い直しをしていく予定です。
間違い直しを終わらせたら、冬学期にはもう一冊、また新しいドリルに挑戦してもらえればと考えています。