福西です。この日は、1年生の文章題を50問ほど解いてもらいました。各自見直しをしてもらい、「これでいい」というところで提出してもらいました。
あとで採点したところ、平均して5問ほどの間違いが見られました。計算間違いはほとんどありませんでしたが、問題の意図の取り違えは割とありました。今回は難易度が低い代わりに問題数が多かったので、いわば精神力勝負みたいな雰囲気がありました。そんな時、自分にとって一番の障害物となりうるものは、やはり自分自身です。もう一人の自分の「きっと合ってるだろう」という安易な誘いには、よくよく疑ってかかる必要があります。そこをもうひとふんばり、いつもの「間違い探し」の気持ちで、「ねばり強く」取り組んでほしいと思います。
一方、文章題の内容をイメージ(翻訳)する時点で、明らかにクセとして間違えている箇所もいくつか見つかりました。(例:「くりを何個か持っていて、そのうち5個人にあげて、全部で12個になりました。最初くりはいくつあったでしょう?」というタイプの問題で、いつも最初に引き算で考えてしまう、など)。もともとそのチェックのために始めたことなので、やはりそれが今見つかってよかったと思います。
今回は小手調べということでプリントでしたが、次回からドリルを渡します。それをコツコツしていって、むらなくステップアップしていける1年間にしましょう。
プリントの時間のあとは、パズルの時間です。
今回は準備体操に、「詰めalgo(アルゴ)」を数題しました。そこでalgoのルールをもう一度確認しました。それから、いざ実戦をしました。前回はペア戦でしたが、今度は個人戦(トーナメント)です。
1回戦
○Yuta君-H君●
○Iちゃん-S君●
(練習試合)
○私-Yuto君●
2回戦
Yuta君-Iちゃん
(Yuta君が最初勝っていたのですが、途中でカードの置き間違いが見つかり、次回に再試合をすることになりました)→勝者はYuto君と(決勝戦)
○H君-S君● →H君、上の敗者と(3位決定戦)
○Yuto君-私● →Yuto君、決勝戦へ※
※私の腹積もりでは、あらかじめ私が生徒たち全員をこれでもかと打ち負かし、悔しい思いをさせておいた上で、「トーナメントで優勝した人は、次におやま名人戦で先生に挑戦できる!」とかいうようなシナリオを(勝手に)思い描いていました。ですが、私は早々とYuto君に敗退してしまいました(^^;)。なので、Yuto君が代を引き継ぎ、決勝戦で他の勝者を待ち受けることになっています。