山下です。
英語特講で接する生徒から、学校の成績が気になるお声をいただくことがあります(ある意味当然)。
ノートの取り方、作り方が鍵になります。
普通にノートを取るだけだと気持ちが受け身になりがちです。
どうすれば集中しやすいかというと、自分の色を出すことです。
一番簡単な例は、黒板を写しながらわからない!と思ったら、遠慮なくノートに赤線を入れるとか、欄外にその旨特記すること。
でも、もっといいのは、「間違いノート」を作ることです。これは英語特講に来ている小学生がすでに実践していて、参加者は皆「えらい!」と思っていることです。であれば、自分がそれをする番です。その生徒は、プリントを解いて間違うと、目がキラっと光ります。そして大切な間違いノートにどういうところで引っかかったかをサッとメモしています。
次にお勧めするのはもう少し手間がかかりますが、「問題ノート」を自作することです。これは試験直前にやってはいけません。出来上がった翌日が試験というのではむなしいです。
当然授業と並行して作ること。また家で復習する段階でせっせと作り、実際に解くことが大事です。
試験は受けるもの、というのは生徒の間にはびこる固定観念です。そうではなく、試験は自分で作るものだ、と考えるところから、勉強に対する意識が変わります。
試験を作る立場で授業に臨み、先生のお話から問題収集をします。新聞記者が集中してメモをとるように、授業は自分で問題を作る材料集めの時間です。
難しく考える必要は無く、
黒板に、I my me とかいてあれば、
I (私の)(私を) と変えて写すだけでよい。
write->wrote->written は
write ->(過去)->(過去分詞)とする。
もちろん、罫線を引いて、その横に正解を書いておく。
ちょっと一手間掛けて黒板を写すことです。言っていることは、別にノートでなく単語カードでもよいです。
工夫の余地は無限大です。