ことば3年

福西です。

「黙想」を、俳句の前にしました。5人のうち一人でも崩れたらアウトです。最初は14秒、35秒、13秒というやや情けないスタートでしたが、だんだん真剣さが増してきて、2分39秒に。それでもまだまだということで挑戦したら、最高は4分4秒まで続けられました。

「私の知っている最高記録は…5分15秒だ!」と言うと、M君あたりがすぐ乗ってきて「次もしたいし、絶対しような!」と。この時期は何にでも夢中になれるのでいいですね。

俳句は、

 京は九万 九千くんじゅの 花見哉  芭蕉
 春の海 ひねもすのたり のたり哉  蕪村
・ 春水や 四条五条の 橋の下     蕪村

を暗唱しました。(・印が今回の新しい俳句です。)

最初は1句、クリアしたら2句、最後は3句というように順々に言えるようにします。やはり「京は九万…」が一番すらすらと言えて、自信があるようです。(憶える句が増えていくにつれ、その傾向はだんだんと強くなってくると思いますが、逆に「繰り返したものは憶えられるんだ」という実証にしてほしいと思います)

残り10分ほどは、『下の国の屋根』の前半の読みを練習しました。「つまったらアウト」で、合格した人から順に抜けていきます。結構みんな真剣になりますね。

あと、先週お休みだったU君が、『下の国の屋根』に出てくる単語を辞書で引いてきて、先生に言われた以上のことをしてきたので、とても感心しました。「くすぶる:火が出ないで煙がでていること」としっかりと書いていました。

来週は辞書でひく時間を多くとろうと思います。そこでまた、辞書がうまく引けるようになるために、五十音の練習プリント(何段階かに分けたうちの最初)を用意しておきます。