いよいよ最終章に突入しました。
ハリーたちはマクゴナガル先生の部屋に入りました。するとウィーズリーおばさんとおじさんがいました。ダンブルドア先生もそこにいました。
ハリーは一同にこれまでの事情を話します。ジニーのことを話そうか迷っているとダンブルドア先生が助け舟を出してくれました。それでもジニーはお父さんから「脳みそがどこにあるのかわからないのに考えることのできるものを信じるな」怒られますが、ダンブルドア先生は罰を与えず医務室に行くように言います。
マクゴナガル先生は宴会の準備を促しにキッチンに行きます。I’ll leave you to deal with Potter and Weasley, shall I?と言いながら部屋を出て行きました。
ハリーはこのdeal withから罰ではないのかと想像します。日本語で言うところの「処置」に近い中立的な意味合いだからです。
そして実際ハリーとロンは罰を受けるどころか賞を受けました。ダンブルドア先生は次に規則を破れば放校にするという前言を撤回(eat his word)したのです。
ここまで静かだったロックハートに話が移ります。すっかり謙虚で何もわからないような人になっています。ロンは彼を医務室に連れて行くように言われました。
ハリーとダンブルドア先生は二人きりになったので深い話をします。ハリーがリドルに似ているのではないかという話です。ハリーがヘビ語を話せたりするのは、ヴォルデモートが意図せずその能力を伝えたからだとダンブルドアは言います。
この部分でヴォルデモートの説明としてwho is the last remaining descendant of Salazar Slytherinとあるのですが、who is the last remaining ancestor of Salazar Slytherinとなっている版がありました。単なる誤りだと思われますが、もしかすると深い意味があるのかもしれないと勘ぐってしまいます。ちょうど版の異同を示したサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
HPL: Edits and Changes – Chamber of Secrets
それでも自らの選択でグリフィンドールに入ったところがリドルとは違うとダンブルドア先生は言います。
話が一区切りついたところでハリーが宴会に向かおうとドアに近づくと、誰かが勢いよく入ってきました。
ここで今回は終わりです。次回はいよいよ最終回になりそうです。