1211小3ことば

浅野です。遅くなりましたが、2回前の授業の報告です。

前回は冬学期の予定を決めました。先週は書きませんでしたが、時間が少しだけ余ったときのためにみんなに漢字ドリルを渡していました。漢字ドリルに対する好き嫌い、得意不得意は人によって違うため、宿題として範囲を指定することはせず、自分のペースで進めるということにしました。そうしたら早速してきたところを自慢げに見せてくれた人がいました。うれしいことです。

今回は予定通り推理クイズをしました。お題は「二人は、同じ時間に、同じ場所で、同じお母さんから生まれたのに、双子ではありません。それはなぜでしょう?」というものです。

このお題に対して出された質問は次の通りです。

「生まれた場所はどこですか?」――「病院でしょうか。場所は関係ありません。」

「お母さんのおなかから生まれましたか?」――「そうです。」

「『双子』という言い方に関係ありますか?もっと難しい言い方をするとか?」――「いいえ。『双子』のことを難しい言葉では『双生児』と言いますが、二人は『双生児』でもありません。」

こうしたやり取りをした後で、相談タイムになりました。そこで一人がこちらの用意した答えにたどり着いたのですが、他の人に反駁されてしまいました。このまま放っておくともうその答えには戻ってこないだろうと思って、つい助け舟を出してしまいました。

残り時間には、生徒たちのほうから出題をしてくれました。他のクラスで出されたものでしょう。うまく出題できていることもあれば、題意が伝わらないこともありました。自分で出題をするのもいい経験になるでしょう。しかし、適切に出題し、質問に答え、場合によっては他の答えでもよしとするのは大人にとっても相当難しいことです。生き生きと出題してくれるのはうれしいのですが、他のクラスの問題とかぶらないようにしないといけませんね。