山下です。
会員の個人面談を行い、有意義に夏休みを過ごせるよう、具体的なアドバイスをしました。
それぞれの生徒の皆さんにとって、勉強に、スポーツに、おおいに実りある夏休みとなりますことを祈ってやみません。
夏休みといえば「宿題」(苦笑)。
「山の学校」では、今までと変わらず、「学習記録表」を毎日つけることを課題としています。
じじつ、これができないと、いわゆる「指示待ち人間」になるのがオチです。
一方、自分の努力の結果を記録として残し、自分でそれを分析しながら、みずからの工夫によって、自分の「学びのモーティべーション」を高めるスキルを身につけることは、単に知識を身につけること以上に価値あることだと私は思います。
自分への課題・・・できるだけ数値化して自分に指示を出すことが肝要です。
クラブ活動をする人も、ランニングは何周走ればよいのか、数字で指示を出します。
「がんばって走れ」という漠然とした指示は出ません。
英語の本であれ、数学の問題であれ、何を、いつ、どれだけのスピードで、どこからどこまで取り組むのか、自分で自分のスピードや性格と相談し、自分に具体的な指示を出す必要があり、それをこなす自分を自分で監督する必要があります。
英語の教科書で言えば、一つのユニットを読み通すなら、時間も測定すべきです。すると意外に5分もかからないことに気づきます。また、繰り返し音読を重ねると、最初のタイムは多くの場合半分になるものです。(個人差はあります。)
時間を計ると、集中力は高まります。私は中学時代からスポーツをしていたので、勉強をする際にも、タイムを計ったり、記録をつけたりすることを自然にやっていましたが、ストップウォッチ付きの勉強法は色々工夫できるので、お奨めです。