浅野です。
この日から冬学期がスタートです。しばらくブログは書けないでいましたが、改めてよろしくお願いします。時間の許す限りこの場で様子を紹介したいです。
今回は初回なので今学期の予定をあれやこれや言いながら決めました。先学期は途中で予定や約束事を決め直したので、今学期は前もって念入りに決めておきました。
ある生徒からは、このように予定を決めるのに時間を使うのはもったいないと言われました。その意見にも一理あります。しかし、遠回りに見えても最初に道筋をはっきりさせておいたほうが結局はうまくいくことも多いです。
さらに、自分たちで話し合いながら予定を決め、紙に記録し、それをその都度参照するといった行為そのものがすでに「ことば」の実践であると言えます。
それではその予定を以下に載せておきます。
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12月11日 推理クイズ
12月18日 予備日(推理クイズの続きか俳句など)
01月08日 カルタ大会
01月15日 予備日(推理クイズの続きか俳句など)
01月22日
~ 絵本作り
02月12日
02月19日 作った絵本の発表
02月26日 作文(得意なことを書いて、それを実演)
03月05日 外に出る
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これを見ればわかるように、自分で考えてやってみることを重視しています。
>さらに、自分たちで話し合いながら予定を決め、紙に記録し、それをその都度参照するといった行為そのものがすでに「ことば」の実践であると言えます。
まったく同感です。
内容についてですが、推理クイズの鍵は「質問する力」であり、また、本作りや作文にしても、文字通り発表、表現する力がものを言うわけですね。書いたり発表することで、読んだり聞いたりする力も必然的に高まるように期待できます。
先生から何か(知識等)を与えられるのを待つのではなく、自分で考え、実践する力を大切にする、ということですね。実りある取り組みとなりますよう、楽しみにしています。
絵本作りがいいですね。それも浅野先生が子どもたちの言葉に耳を傾けていたからの展開ですね。
きっと3年生の生徒たちは、「かくこと」(絵も含めて)が好きだと思います。何かとすぐに書き(あるいは描き)出したくなるのではないでしょうか。ぜひ楽しみにしています。
絵本でも、たとえばその中に登場する動物の母子が(たとえばかたつむりとかが)、「お空ってなんであるの?」とか「お星さまはどうして…」とかいった素朴な疑問に、子どもが質問するたびに(あるいは母親が答えるたびに)ページがめくられていくような仕組みになっているものがありますね。
もし自分が絵本を描く立場だとしたら、ページを重ねるためにも登場人物に質問を多くさせるほうがいいはずと、きっと気付くのではないかと思います。そのために自分も何か質問するほうがいいと。そのような気付きから、読む立場と描く立場の両方が交互に楽しみになってくるといいですね。