浅野です。
前回にはこの山の学校について原稿を書いてもらいました。その中で、ドリルをすることも大事だと書いてくれていたので、久しぶりにドリル的なことをしました。しばらくは自分で考えて書くことばかりしていましたもので。
漢字について取り組みました。それこそドリルとして単に書き取りを繰り返してもよかったのですが、もう5年生も終わりにさしかかり、ほとんどの漢字を習ってしまっているので、部首別に分けて考えてみようと思いました。
基本は「へん」が大まかな意味を表していて、「つくり」が音を表しているということです。例えば「しおの流れが速い」というときの「しお」は「塩」ではなく「潮」と難しい漢字を書きますが、「さんずい」と「朝」とに分解すると難しくありません。潮は水に関係がありますし、潮の流れを潮流(ちょうりゅう)と言うのですから、つくりは「ちょう」と発音するものであるはずです。ついでに言うなら、潮は朝に満潮となります。
漢字をこのようにして覚えるのは、英単語を語源に遡って覚えるのと似ています。このような考え方がいつも適用できるとは限りませんが、参考にはなります。
>その中で、ドリルをすることも大事だと書いてくれていたので、久しぶりにドリル的なことをしました。
子どもに意識が芽生えた段階でさせてみる、という順序が大切なんだなあとあらためて思いました。きっと集中して取り組めたのではないかと思います。